上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- -- l スポンサー広告 l top
http://www.kahoku.co.jp/column/syunju/20111109_01.htm

河北春秋 5600万年前の地球は、現在とは比べものにならないほど温暖だった。北極海には氷すらなかったという。自然科学誌『ナショナルジオグラフィック』10月号で特集していた▼太古の様子を物語るのは地層だ。しま模様の岩場、海底から抜き取った堆積物、化石などを調べることで、人類が存在しなかった時代までも明らかになる。まさに地球の過去帳だ

 ▼震災による建物被害が多かった仙台市宮城野区の岩切地区で、地域の歴史愛好家がその状況を住宅地図に表している。地区の古地図と照らし合わせ、被害が大きかった理由を探ろうという試みだ▼それによると、かつての川や堰(せき)が埋め立てられた辺りほど、影響を受けたらしい。自然災害の痕跡を先人が地名や石碑に残したように、まちづくりのヒントは歴史の中にあることを、この地図は教えている

 ▼土地の来歴は上空からも分かると、文化財保護に携わった人に聞いた。航空写真をよく見ると、一見平らな田んぼに少し背丈のある稲が筋のように走っている。川や水路の跡だ。周囲に比べ土壌が肥えているのだという▼時間をさかのぼることはできないけれど、地表は目に見える形で過去を積み重ねている。千年後、1万年後、東北の大地を調べた子孫に笑われないような歴史を、私たちは残したいと思う。

2011年11月09日水曜日
関連記事
スポンサーサイト
2011.11.09 Wed l メディアリテラシー l top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。