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【編集日記】(11月8日付)

 日本民話の一つ「三年寝太郎」。いつも寝てばかりいて、周りからはなまけ者に見えた男が3年後に突然起き出して成功を収める話▼同じ「寝太郎」を主人公にした話は全国各地に伝わっており、地方によって物語の展開が異なるという。山口県に残っているのは荒れ地を水田に変えて地域を豊かにさせた“村おこし”の功労者としての寝太郎だ▼寝太郎は、いたずらに眠りを貪(むさぼ)っていただけだったのか。愚か者のように見えても、実は自分の将来や地域の人々の幸せにつながることを時間をかけて考え、知恵を絞っていた。こんな教訓の導き方もあるそうだ▼こちらは国が一日も早く知恵を絞る必要がある。東京電力福島第1原発の事故で県内にまき散らされた放射性物質の除染は本県再生の大前提となる。除染が進まなくては地域の復旧や復興が遅れてしまうばかりだ▼政府は、除染で生じる汚染土壌などの廃棄物を保管する中間貯蔵施設について県内に設置場所を選定したうえで今後3年程度をめどに建設、貯蔵開始から30年以内に県外で最終処分を完了する、との方針を示した▼前段となる仮置き場の確保さえ住民の理解が難しい状況だ。国は示した期間を守れるのか、「30年」と言いながら眠ったふりをされ続けてはたまらない、との新たな不安も広がる。ここでも政府の責任が問われている。
 
  福島民友新聞
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2011.11.08 Tue l メディアリテラシー l top
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