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http://www.kahoku.co.jp/column/syunju/20111107_01.htm

河北春秋 今夏、日本語版が出版されたノルウェーの絵本がある。『パパと怒り鬼』(ひさかたチャイルド刊)。母をさいなむ父のドメスティックバイオレンス(DV)におびえる少年が主人公だ▼ぼくとママはいつもパパの機嫌を気にしている。パパは突然、様子がおかしくなるんだ。パパの中から怒り鬼が現れて火を噴く、燃え上がる。炎の中でママが泣いている。ぼくは何も聞きたくない、見たくない…

 ▼DV家庭で傷つく子どもの心の内が克明に描かれている。「パパの暴力はぼくのせい?」と自問しつつ、口を閉ざす子どもたちに「悪いのは暴力を振るう人のほう。我慢せずに誰かに話してごらん」と呼び掛ける▼同じような子どもが被災地で独り苦しんではいないか、気掛かりでならない。被災者向けの電話相談でDVに悩む女性からの訴えが増えていると聞く。その向こうに子どもたちの姿が見え隠れする

 ▼生活環境が激変し、職も失ったまま。先行きの見えない日々にいら立ちが募る。「阪神大震災の時も半年すぎたころからDVが目立ってきた」。支援に携わる人たちは言う▼避難所には人目があった。仮設住宅に移れば狭い空間の中にDVは潜んでしまう。震災に傷つき、その上、暴力に痛めつけられるのはむごい。怒り鬼の退治は周りが気づくことから始まる。

2011年11月07日月曜日
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