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【編集日記】(11月6日付)

 福島市の「ふれあい歴史館」で開かれている特別展「縄文人の祈りの世界」をのぞいてみた▼市内飯坂町の上岡遺跡で1952(昭和27)年に発見された、縄文後期の「しゃがむ土偶」が6月に国の重要文化財に指定されたのを記念した開催。全国で発掘された同じような格好の土偶などを12月中旬まで展示する▼土偶は粘土を焼き固めて女性を表現した人形。縄文から弥生時代半ばまで約1万年にわたり祈りの対象となってきたとされる。ハート形の顔をしたり宇宙人のような大きな目をした出土土偶が知られ、いずれも文化的価値が高い▼縄文時代の平均年齢は約35歳とされ、短い人生の中で死生観は大きな意味を持ったようだ。上岡遺跡の土偶は、背が丸まり顔の左側で手を組むほか膨らんだ腹などが印象的だ。安産や子どもの健やかな成長を願ったと考えられよう▼大英博物館にも出展されたほか、大震災当日は国立博物館での展示に向け館内に保管中で難を逃れた。しかし、福島市では40個体の“仲間”が大小の被害を受け修理された。災害から土偶類をどう守るのか課題も残る▼土偶の素朴な表情からは、いつの時代も母が子を思う愛情に変わりがないことが伝わる。縄文時代と大きく異なるのは子育てに関し果たす国の役割だ。放射線に対する母子の不安をそのままにしていいわけはない。
 
  福島民友新聞
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2011.11.06 Sun l メディアリテラシー l top
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