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あぶくま抄(11月6日) 
 電光石火の突き一本-。全日本剣道選手権の決勝で高鍋進選手が連覇を決めた技だ。相手が面を打ち込もうとする瞬間、鋭く喉元を捉えた。面や小手に比べ的が小さく、繰り出すタイミングも難しいが、強烈な打撃力がある。
 二本松藩は必殺の技として重んじた。元禄時代、藩主丹羽光重公は、親類筋の浅野内匠頭が江戸城内で吉良上野介に切りつけた刃傷事件の知らせを聞く。「突けば本懐を遂げられたものを」と残念がり、きせるで畳を貫いたという。戊辰戦争では14歳の少年隊士が教えを守り、長州の隊長を倒した。
 二本松市の霞ケ城公園に、少年隊の群像が立つ。敵に向かい、こん身の力を込めて刀を突き出す隊士の姿がある。今年の文化功労者に選ばれた彫刻家橋本堅太郎さんの作だ。地元の剣道場を訪れ、練達者の所作を細かく観察して反映させた。像は、剣士たちが脈々と受け継ぐ誇りの表れでもある。
 震災や原発事故で離れ離れになっても、一心に稽古を続ける少年少女がいる。日本一の高鍋選手を目標にする子も多いことだろう。少年隊や会津の白虎隊を生んだ本県だ。困難な壁を敢然と突き破り未来を開く心が今も、きっと育っている。

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2011.11.06 Sun l メディアリテラシー l top
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