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http://www.kahoku.co.jp/column/syunju/20111104_01.htm

河北春秋 「重々承知してるけれど、魚の種類が少ないんですよ」と居酒屋のあるじがこぼす。カウンターばかりの小さな店。客に供する日替わりの目玉が、市場に見当たらない▼全国からさまざまな魚種が市場に並ぶが、地元の佳肴(かこう)はさっぱりだとあるじはいう。サバは旬でも「ノルウェー産は出せないでしょ」。金華サバとはいわないまでも、近海ものにはこだわりたい

 ▼夏場に魚市場が再開したが、9月の宮城の主要漁港水揚げ高は去年の半分。気仙沼魚市場では10月前半、最盛期を迎えたはずのカツオが前年の6割、サンマが4割にとどまった。分かってはいたが、食材王国のダメージは計り知れない▼別の店では若い店主が浜の頑張り過ぎを気にかける。港の冷凍・冷蔵施設は復旧していない。いい戻りガツオは入っても「漁師や仲買人が無理していそうで」。ことしの無理が来年の活力を奪わないか気をもむ

 ▼これからが旬のタラ類は、漁場にがれきが押し寄せている。カキ復活はまだ先だ。秋が深まっても海を取り巻く環境は厳しい。漁業者の抱く不安と、それに打ち勝とうとする頑張りは想像に難くない▼浜の仕事があればこそ旬の魚を味わえる。そんな当たり前のことをあらためて思う。浜は復活をどうか焦らないで。今秋の酒の苦さをかみしめつつ、そう願う。

2011年11月04日金曜日
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