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http://www.sakigake.jp/p/column/hokuto.jsp?kc=20111104ax

北斗星(11月4日付)
 農産物を展示している横手体育館に入ると、すぐに甘い香りが漂ってきた。赤と黄のつやつやとしたリンゴが並ぶ。年明けの大雪で甚大な被害を受けたにもかかわらず、横手市や湯沢市からの良品が目立つ。果樹農家の熱意と苦労の結晶だ

▼好天に誘われて昨日、横手市で開かれている県種苗交換会に出掛けた。期間中最後の休日。B級グルメの屋台や農業機械化ショー、植木市—。小春日和の会場は家族連れや団体で大にぎわいだった

▼出来秋を祝う本県農業最大の祭典。例年と変わらない光景なのに、気になって仕方がない。農家はどう思っているのだろう。環太平洋連携協定(TPP)の交渉参加についてである

▼「価格競争になったら、自分の野菜は買ってもらえるだろうか。いいものを作らなければならないという緊張感はあるが…」「国は規模拡大で農業を強くするというが、日本の国土じゃ限界がある」「よく分からないけれど、外圧があって仕方なく参加するんでしょ」

▼会場では参加を疑問視する声が多く聞かれた。食の安全や金融、医療など国民生活への影響、そして情報と議論の不足。不安が渦巻いていたのは農業県秋田だからか、それとも交換会という場所だったからか

▼稲作農家の50代男性が話していた。「コメが駄目になったら、日本の農村や地域社会はどうなってしまうのか」。野田佳彦首相は近く、TPP参加問題について結論を出すという。国民の声をどれだけ把握しているのか、心配が募る。

(2011/11/04 付)
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2011.11.04 Fri l メディアリテラシー l top
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