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http://www.kahoku.co.jp/column/syunju/20111102_01.htm

河北春秋 タイでは11月の満月の夜、各地でローイ・クラトンという名高い祭りが開かれる。川に無数の灯籠を流し、空にも小さな熱気球のような灯籠をふわふわと飛ばす▼幻想的で美しく、日本からのツアーもあるほど。祭りでは、人々が川の恵みに感謝し、水難に遭わないように川の神に祈る。雨期が終わったこの季節、川の水位は1年で最も高いという

 ▼その神様、ことのほか、今年は機嫌が悪い。もともと川の氾濫とともに生きてきたような国柄だが、今回の洪水は桁外れだ。いつまでも川や運河から浸水が止まらない。首都バンコク中心部まで水が迫る▼「森林破壊の進行や異常気象などで洪水が起こりやすい地域が拡大。人口の増加で低地移住も進む。結果、今後50年間に世界で20億人が洪水の危機にさらされる」。国連大学がこんな警告を出したのは7年前

 ▼タイでも上流域で森林伐採が進み、緑のダムの機能が著しく低下した。貯水池の役割を果たす広大な水田は工業団地や宅地に変わった。政争で治水対策は手つかずだ。これらが相まって被害が拡大した▼明治の初め、オランダに近代土木技術を学んで以来、日本は高度に治水技術を発展させてきた。恐らく世界一だろう。安い労働力を求めた工場進出だけでなく、技術協力の理想の舞台にタイがなるといい。

2011年11月02日水曜日
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