上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- -- l スポンサー広告 l top
http://www.minyu-net.com/shasetsu/nikki/1101n.html

【編集日記】(11月1日付)

 登山道で擦れ違う際のあいさつは山のマナーとも言われる。目的地までの距離や道の状況などを教えてもらうことも多い。初めての山などでは大切な情報源だ▼登山ブームと言われて久しい。人気の山では大勢のツアー客に出会うことも多く、こちらは1人でも次々と声を掛けられることがある。わずらわしさから返すあいさつを省いてしまうという人も少なくないようだ▼こんなあいさつもあったことを山岳ガイドをしている知人から聞いた。関西から訪れた客を案内して磐梯山に登った際、本県人の夫婦連れに出会った。一行が県外者と聞かされると「福島に来ていただいてありがとう」と礼を述べたという▼東京電力福島第1原発事故以来、風評被害は観光面でも深刻だ。磐梯山をはじめ安達太良山や吾妻連峰、尾瀬・燧ケ岳などの秀峰、名山を擁する本県だが、入山者の減少も例外ではない▼自分が好きだと感じる山ならば、山を愛する同じ仲間にもその良さを伝えたいと思うものだ。風評被害に惑わされず、本県の良さを求めて訪れた客と知り、県民の一人として思わず出た感謝の言葉だったのだろう▼知人のガイドによると、県民からの一言は関西の客たちの心に響いたようだったという。大いに堪能しただろう福島の雄大な山岳部の秋の景色とともにいつまでも記憶に刻まれるに違いない。
 
  福島民友新聞
関連記事
スポンサーサイト
2011.11.01 Tue l メディアリテラシー l top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。