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 【編集日記】(10月31日付)

 夜空が澄んできた。輝きを増してきた星を見ていると、坂本九ちゃんの歌でヒットした「見上げてごらん夜の星を」のメロディーが浮かぶ▼作詞は永六輔、作曲はいずみ・たくの両氏。2人は初めて1960(昭和35)年に歌と同じ名前のミュージカルを手掛けた。いずみさんは上演に向けあふれるイメージで作曲を続けたが、疲れるとアパートの窓から夜空を見上げたという▼そして口ずさんだのが「見上げてごらん…」。隣近所に遠慮しつつ、やがて多くの人に歌われることを夢見ていたと著書「ドレミファ交遊録」(朝日新聞社)に回顧する▼完成したミュージカルは集団就職で上京した夜学生と普通の高校に通う女子生徒の物語。悩みや恋心が青春の歌として披露された。ミュージカルは3年後に九ちゃんらにより再演され、会場が感動で包まれるなど大きな話題を呼んだ▼本県からの集団就職者も約7万人を数え臨時列車で上京した。少年らは「金の卵」ともてはやされたが、都会の環境になじめない若者たちもいた。そんな時に、夜空の名もない星たちが希望や勇気を与えてくれたことだろう▼原発事故で環境が変わった人たちの頭上でも夜になれば星たちが光る。困難な中でも諦めず、ささやかな幸せを祈りながら「おいかけよう夢を 二人なら苦しくなんかないさ」と口ずさんでみたい。
 
  福島民友新聞
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2011.10.31 Mon l メディアリテラシー l top
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