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あぶくま抄(10月31日) 
 美脚を並べて足湯につかる。太めも気持ちよさそう。温泉街などでよく見かける光景だ。しばらくすると全身がぽかぽかになる。ついつい隣り合わせた人に話し掛けてしまう。
 郡山市の避難所に、バケツを利用した足湯コーナーがあった。「いろいろ苦労したからね。少しくらい苦しくったって全然気にならないけど、最近優しくされると涙が出てくる」。70代女性がつぶやく。学生ボランティアが書きとどめておく。「俺はもう年だけど、俺にも夢がある。ある町に行って米を作ることだ」と60代男性。心も軽くなり、初対面なのに自然と言葉が出る。
 足湯は、避難者の要望を聞き、支援につなげるために開設した。つぶやきを集めてみれば、想像だにしなかった日常を暮らす多様な思いであふれている。地元の写真家が人々の心に寄り添い、さまざまな表情や情景を撮影した。記録本として今月出版された。題名は「生きている 生きてゆく ビッグパレットふくしま避難所記」
 この先、語られることのない気持ちだったのかもしれない。足湯が魔法のように引きだした。本の収益は富岡町と川内村に義援金として送られる。「住人」たちの古里へ。

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2011.10.31 Mon l メディアリテラシー l top
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