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http://www.kahoku.co.jp/column/syunju/20111029_01.htm

河北春秋 元気いっぱいの歌声を聞いていたのに、こみ上げるものを抑えることができなかった。子どもたちの顔がにじんで見えた。教師の1人も何度か薬指で目頭を押さえた▼南相馬市原町区にある石神一小は、北隣の鹿島区の体育館で授業をしている。福島第1原発事故による学校避難。子どもたちと教師が『福島から伝えたい』という歌を作り、ビデオに収めた。お世話になった人たちに送るという

 ▼歌詞は子どもたちの文章をつなぎ合わせた。<友だちはもう はなればなれで 教室も今はだれもいない>。原町区の校舎も体育館も以前のままなのに、戻れない。放射線量が高いからだ▼<世界中の 人たちが 僕たちを想(おも)ってくれた>。南相馬市の窮状を知った人たちから多くの支援が寄せられた。夏の暑い時には、スポーツドリンクを届けてもらった

 ▼体育館を仕切った教室は、避難所の雰囲気。本当なら196人の子どもたちが通っているはずなのに、今は74人だけ。120人ほどが避難したまま戻らない。〈お帰り ありがとう 福島で伝えたいな〉▼原発さえなかったら、事故さえ起きなかったら。子ども心にも感じてしまうだろう。それでもみんな前を向く。仮設トイレ近くのわずかなスペースが校庭代わり。昼休み、縄跳びをしながら笑いがあふれていた。

2011年10月29日土曜日
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