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http://www.sakigake.jp/p/column/hokuto.jsp?kc=20111029ax

北斗星(10月29日付)
 夫婦二人暮らしながら、週2回のごみ収集日には、必ずごみを1袋出す。年間どれくらいの量になるだろう。数年分ともなれば想像がつかない

▼東日本大震災で発生した途方もない量のがれきに被災地が頭を悩ませている。年間処理量の9年分に当たる435万トンを抱える岩手県が、北部4市町村のがれきを受け入れてもらえないかと本県に救いを求めている

▼隣県の窮状を県内市町村も十分理解しているはずだ。しかし、県による2度の調査で、がれきを受け入れるとした市町村や広域事務組合はなかった。非常に低いレベルとはいえ、放射能の不安を拭い切れないからだろう

▼この結果に岩手県民はどんな思いを抱くであろう。もし逆の立場だったら…。山形県は独自に厳しい基準を設けて宮城県から受け入れており、東京都も来月から宮古市のがれきを受け入れる。不安視する住民に対しては検査強化と情報公開で理解を求めるという

▼不安の解消に必要なのは厳しい安全基準と徹底した安全管理、そして放射線の正確な情報の提供だ。汚染レベルが低くとも、乳幼児や子どもを持つ親たちの不安は当然だからだ。政府や東京電力のこれまでの対応の不備が今の事態を招いたと言っていい

▼誰もが被災地のために何かしたいと考えている。がれき搬入に不安を感じている人たちも同じ思いだろう。絆、支え合い、頑張ろう東北…。大震災発生後、日本を覆った言葉が色あせてしまうような事態を避けるために知恵を絞りたい。

(2011/10/29 付)
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2011.10.29 Sat l メディアリテラシー l top
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