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http://www.kahoku.co.jp/column/syunju/20111028_01.htm

河北春秋 夕暮れの仙台市郊外。農村地帯だった名残なのか、民家の庭に白壁の蔵が照り映えている。後ろに回ると壁がはがれ、瓦が落ちていた。東日本大震災によって江戸から明治期の土蔵や店蔵が損傷し、取り壊すか残すか、選択を迫られる▼再建費用は膨大、職人がいない、材料が集まらない。持ち主はやむなく解体業者に依頼、重機が入り、ごう音を立てて屋根が崩れ落ちる。蔵が泣いているかのようだ

 ▼大崎市の「松山座敷蔵」は名家が酒宴などに使い、由緒あるふすま絵、掛け軸で知られたが、中に入るのも危険な状態で解体されることが決まった▼120棟ある宮城県村田町でも、街の象徴が失われていく。多くが個人所有。文化財のような公的支援が望めない原則を前になすすべはないのか。名取市中心部にある創業200年の商家は修復を決断した

 ▼瓦替えに800万円、計4千万円かかるが、「壊したら商いがうまくいかなくなる気がして。活用法を地域の人と話し合い、にぎわいを創りたい」と家を継いだ社長(50)は言う▼行政は冷淡と感じていたら、国は自治体が自由に使える特別交付税2千億円を各県に配るという。阪神大震災では復興基金の元手となり、異人館街を再生させた。好機と言えよう。心の風景である地域の宝物にもっと目が向いていい。

2011年10月28日金曜日
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