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http://www.at-s.com/news/detail/100071599.html

10月26日(水)(10/26 07:44)

 米ウォール街に端を発した格差解消デモの参加者にすれば、このご仁も「1%」に違いない。100億円超と言われてもまるで実感が湧かないが、まさか「ちり紙」のような気軽さで使ったのではあるまい。複数の子会社から不明朗な借り入れをしていたとして、大手製紙会社の47歳の前会長が会社の追及を受けている

▼前会長は会社の特別調査委員会に融資を受けた事実を認め、「株などへの投資に使った」と説明しているという。一方で海外のカジノでの派手な遊興も伝えられる。会社は刑事告訴も視野というから穏やかでない

▼前会長が、社長に就いたのは42歳の時。再編に揺れる業界激動期のかじ取りを、会社は前任の社長より20歳も若い創業者の孫に託した。程なく業界を「古紙配合率偽装問題」が襲う。各社が軒並み10年以上にわたり、再生紙に含む古紙の比率を偽って公表していたことが明らかになった

▼各社は公正取引委員会から排除命令を受け、トップが引責辞任した会社もあった。前会長も3カ月給与を返上した。社長就任から半年で直面した業界の一大不祥事に何を学んだのか。顧客の信頼を裏切る怖さは学ばなかったのか

▼オーナー家とはいえ無担保で巨額の融資を受けていた。会社の姿勢も問われよう。返済のめどがあり実質的損害はないとされることや、内部通報で発覚したことを踏まえても、健全な統治機能を欠いていたとの批判は免れまい

▼雲の上の人の不始末で割を食うのは、現場で汗を流す人だ。誰もが知るブランド名の家庭紙主力工場など、静岡県内にも複数のグループ会社の拠点がある。従業員や取引先などの県内関係者も落ち着かない日々を過ごしていることだろう。



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2011.10.26 Wed l メディアリテラシー l top
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