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http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4127&mode=0&classId=2&blockId=9900452&newsMode=article

あぶくま抄(10月24日) 
 震災で傷んだ高速道路の補修工事が本格化する。速度を落としていた東北新幹線は、先月通常運行に戻った。安全で快適な交通の確保は復興を加速させ、紅葉の美しい東北へ人々をいざなう力になる。

 福島市の福島交通飯坂線は、震災の2日後に運転を再開した。被害を受けた県内の線路や駅の状況をまとめた「福島県の鉄道から見た東日本大震災」(高樹屋刊)は、<被災三県の私鉄で、一番乗りの復旧を遂げた>と評価する。福島交通は深刻な燃料不足の中でバスも走らせ、県民の足を確保した。

 <地方を植民地として二大電力会社の領域の繁栄を期せんとするもの>。大正末から昭和初期、福島交通の前身・福島電気鉄道の発足に尽力した実業家佐伯宗義は戦後、こう警告した。「電力の属地主義」「発送電の分離」を唱える。地方の河川の水力で生み出される電気を東京電力、関西電力が大都市圏で優先して使う体制に反対した。

 東京電力福島第一原発事故を受け、電力会社の在り方が論議されている。地域独占の見直しや発送電分離などが検討される。戦争や震災を乗り越え、住民の足として走り続ける飯坂線の電車に乗って、佐伯の言葉をかみしめる。

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2011.10.24 Mon l メディアリテラシー l top
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