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http://www.iwate-np.co.jp/fudokei/2011fudokei/m10/fudo111022.htm

風 土 計

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2011.10.22

 盛岡市の高松池に飛来した白鳥親子の写真が、本紙で報じられていた。今年は時の流れが速いような気がする

▼振り返れば今春は編隊を組んで北に向かう白鳥の群れを見送った記憶が乏しい。激しい揺れと津波で白鳥が一斉に飛び立ってしまったのか、あまりの衝撃的な出来事に自然の移ろいに気付く心の余裕まで失われていたのか

▼震災は自然界の鳥たちにも影響を与えた。山田町では5月ごろ、津波に襲われた市街地に近く、交通量が多い国道45号周辺で数百羽のウミネコが集団で営巣。安全な岩場ではなく、人目につきやすい場所で営巣するのは珍しく、住民を不思議がらせた

▼日本野鳥の会宮古支部の佐々木宏支部長によると、4月から5月にかけては弱って死ぬ鳥も多かった。津波で漁や水揚げが行われなくなり、おこぼれの餌にありつけなくなったのも理由の一つに挙げられている

▼各地にさきがけて漁が再開された宮古港ではサンマやイワシの水揚げが増えるにつれて、ようやく海鳥たちが増えてきた。トラックの荷台から巧みにサンマを口にくわえて飛び去るウミネコたちの姿は、かつての港の風景そのままだ

▼20日には山田町の山田魚市場が約7カ月ぶりに再開され、野田村では漁協の定置網で震災後初の網起こしが行われた。海鳥たちも三陸の海の復活を待っている。

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2011.10.22 Sat l メディアリテラシー l top
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