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http://www.at-s.com/news/detail/100070333.html

10月21日(金)(10/21 08:05)

 中国広東省広州の南西に仏山市はある。香港から車で約3時間といい、古くは南部最大の物資の集散地として栄えたという。1985年に経済開発特区に指定され、国と歩調を合わせるように発展してきた街だろう

▼この街で目を疑うようなことが起こった。商店街の路上で2歳の女児が車にひかれ血を流して倒れているのに、通りかかった計18人は誰一人助けようとせず、女児は別の車にもひかれた後に病院に搬送された。現場の一部始終を収めた防犯ビデオ映像がインターネット上に出回り、中国社会に大きな衝撃を与えている

▼「経済発展に魂が追いついていない」「道徳は失われた」「社会は病んでいる」…。こういった書き込みが相次いでいるという。18人はみんな関わりたくない、面倒なことに巻き込まれたくないといった心理だったのだろうか

▼中国では何年か前、路上で転んだ高齢女性を助け起こした通行人が、「転ばされた」と逆に訴えられ、敗訴となる“事件”があったと聞く。人助けしたのに加害者扱いされるケースが最近も各地で相次いでいるという報道も目にした

▼発展の一方で汚染ミルク事件のようなモラル崩壊がたびたび指摘される中国。トップが「道徳の低下が深刻」と懸念を示したこともある。「孝」や「長幼の序」といった孟子、孔子の教えは風化してしまったのか。無関心がはびこっているようにも映る

▼翻って日本は−。昨年の高齢者所在不明問題に端を発して人と人、社会とのつながりの薄さに批判が高まった。東日本大震災の被災県の関係者からは「風化が心配」という声を聞く。7カ月半にして、ままならない復旧。復興はこれからが本番だ。見て見ぬふりはできない。

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2011.10.21 Fri l メディアリテラシー l top
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