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正平調
2011/10/20
「19世紀コーナーをつくりましょう。家の中に心の中に」。1980年代の防災の心構えで、気象キャスターの倉嶋厚さんらが唱えている◆大雪や干ばつ、大雨などに見舞われると現代の暮らしはたちまち立ち行かなくなる。そうなれば一定期間、自給自足に近い「19世紀の暮らし」を強いられる。その備えを呼びかけたもので、日ごろから炭やまき、くみ置きの水などを準備しましょう、心構えも忘れずに、と呼びかけた◆実際に大雨や洪水の危機が迫ったとき、頼りになるのは土のうだ。19世紀どころか、そのはるか昔から、そして今も変わらない。大洪水の被害が広がるタイのバンコクで先日、都知事が「政府が120万個の土のうを用意しなければ、手遅れになる」と訴えた◆工業団地が次々水没し、当初は危機感に欠ける対応が目立った政府も、「首都防衛」のかけ声とともに懸命の対策を講じる。川に500隻の船を並べ、スクリューを回して水を海に押し流す作戦もその一つ◆「人間が、あまりに自然に甘え過ぎたのが悪いのだ。もし、自然に人間以上の意志があるとすれば、それは残酷な非人間的な意志なのだ」。関東大震災の後、作家の菊池寛は東京でそんな感慨を抱いた◆タイでは文字通り、非人間的な意志との闘いが続いている。経済的な損害を憂う声も多く聞かれるが、何より優先されるのは住民の生命と財産だ。それが「21世紀の考え方」である。

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2011.10.20 Thu l メディアリテラシー l top
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