上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- -- l スポンサー広告 l top
http://www.iwate-np.co.jp/fudokei/2011fudokei/m10/fudo111020.htm

風 土 計

--------------------------------------------------------------------------------
2011.10.20

 秋たけなわ。今季のキノコの採れ具合はどうか。通によると「全く振るわない」という。どうやら不作の年らしい

▼キノコの王様はマツタケだが、食感がよく、「だし」が出ることから人気があるのはボリ。一般的な名前はナラタケ。八戸地方ではカックイと呼ぶ。毎年、届けてくれる八戸市の友人に聞くと「駄目だね」と反応は良くない

▼不作は県内だけではないらしい。今年、キノコは厄年のようだ。福島県では原発事故による放射性物質が検出された。シイタケは、栽培に必要な原木不足が生産者を悩ませている。本県は調達できているが、福島県産の原木が出荷を自粛しているためだ

▼ところで、キノコの傘と飛行機の羽は似ている。キノコの傘は下面が平らで風は真っすぐに吹き抜ける。傘の上側は丸みを帯びてカーブしているため、風は遠回りして流れる。すると、傘の上と下で気圧の差が生まれ、気圧の低い上方向に揚力が発生する

▼キノコの胞子は、この上昇気流によって舞い上がり、胞子を遠くへ飛ばす。飛行機の羽も下面が平らで上が丸く盛り上がった構造をしている。キノコは航空力学を利用して子孫を残してきた

▼話はボリに戻る。ボリは芋の子汁や鍋物などで実力を発揮する名脇役。「もう一度、山に行ってみる」。10月も下旬。焦る友人の奮闘を祈っている。

関連記事
スポンサーサイト
2011.10.20 Thu l メディアリテラシー l top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。