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http://www.kobe-np.co.jp/seihei/0004556250.shtml

正平調
2011/10/18
一つの言葉が世界中の若者を動かしたかにみえる。ニューヨークでも、ローマでも、東京でも、同じスローガンの下でデモが繰り広げられた。今や何より刺激的な言葉かもしれない◆「オキュパイ」。英語で「occupy」と書く。「場所や時間を占める」という意味だ。座席を先に取られた場合にも使う。今回は座席ではなく、「街を占拠しよう」という呼びかけに用いられた◆「ウォール街を占拠(オキュパイ)しよう」。ネットの書き込みに応えた群衆がニューヨークの金融街に集まったのは先月17日である。経済格差拡大に対する抗議デモは全米に広がり、15日は世界各地での一斉行動に発展した。日本では「おきゅぱい」というひらがなのプラカードも登場した◆「占拠」という言葉に刺激されたか、海外では逮捕者が出る騒ぎになった。市場経済で格差が広がり、金融危機が雇用に影を落とす。日本も深刻だが、米国では若者の失業率は18%を超える。そうした不満や怒りが沸点に達したのだろう◆「オキュパイ」と最初に呼びかけたのはカナダで非営利雑誌を発行する男性(69)だった。「行きすぎた資本主義への警告」を意図したが、抗議の行動は大人の思惑を超えて拡大した◆「オキュパイ」から派生した名詞「オキュペイション」は「仕事」を意味する。実は若者らの占拠行動自体に、今一番求める答えが隠されている。働きたいという痛切な叫びが。

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