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http://www.kahoku.co.jp/column/syunju/20111013_01.htm

河北春秋 冥王星(プルートー)は、5年前まで太陽系の第9惑星とされていた。今は準惑星に分類される。名前はローマ神話の冥界を支配する神から取った▼太陽から遠く離れた暗黒の世界にある天体のイメージによく合う。そんな冥王星にちなんで名付けられた放射性元素がある。プルトニウムだ。「人類が遭遇した最高の毒性を持つ物質」と言われることもある

 ▼福島第1原発事故で、プルトニウムが40キロ以上離れた福島県飯舘村をはじめ、県内各地で検出された。重い元素で、遠くまで飛びにくいと国や東京電力が説明していただけに、驚いた人が多かっただろう▼原子炉で炉心溶融が起きた時に、燃料から微粒子が水蒸気などと一緒に漏れ、風によって運ばれたらしい。特に3号機ではプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を使っており、汚染を懸念する声は早くからあった

 ▼検出量はごく微量で、人体に影響を及ぼすレベルではないという。だが、体内に入ると骨や肺に沈着して強い発がん性を示す非常に厄介な物質だ。本当に安全なのか、疑問を抱く人は後を絶つまい▼プルトニウムは自然界にほとんど存在しない。冥界にとどめておくべきだった。原子力開発により現世に呼び出してしまったことは、人間の愚かしさを象徴しているように思えてならない。

2011年10月13日木曜日
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