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http://www.at-s.com/news/detail/100067899.html

10月12日(水)(10/12 07:31)

 東日本大震災の後、東北の地図を目にする機会が増えた。宮城県の最北東部。岩手県側にちょこっとはみ出したように見える場所が気仙沼市だ。三陸沖の好漁場を控え、漁業のまちとして栄えてきた

▼「市の魚」にも指定されているカツオや高級食材フカヒレの原料となるサメは日本一の水揚げを誇る。静岡県民にはなじみが薄いが、白身の刺し身を酢みそで味わい、シコシコした食感を楽しむマンボウも夏の味として珍重されている。今の季節ならば何と言ってもサンマだ

▼「魚魚(とと)の日」の10日、気仙沼港に水揚げされたサンマを味わう催しが沼津市の沼津港で行われ、にぎわった。サンマは戸田の塩を振って伊豆の間伐材の炭で焼かれ、カボス代わりに戸田のタチバナを添えて振る舞われた

▼催しは被災地に友人が住む市民のボランティア活動をきっかけに、沼津市内に共感の輪が広がって実現した。会場の提供や運営を沼津魚市場が支援し、地元商店街や市内のNPO、農業者組織が協力を買って出た。秋晴れの下でサンマを味わった来場者の寄付は、仮設住宅の寒さ対策などに充てられるという

▼「まだ被災地は大変だから応援してください」と強要したくはありません。ただただ、震災を忘れてほしくないのです。忘れ去られることが一番つらいです―。催しの主催者のホームページに「気仙沼の発起人から」と題して、こんな記述があった

▼恵みの海が牙をむき、自然の猛威を容赦なく見せつけた日から7カ月。衝撃の記憶は薄れつつある。港町、魚市場、旬の味、人と人の出会い。被災地に思いを寄せる言葉や経験を増やすことが、絆を太くする。あの日を忘れないためにも、大切なことだ。



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2011.10.12 Wed l メディアリテラシー l top
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