上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- -- l スポンサー広告 l top
http://www.minyu-net.com/shasetsu/nikki/1012n.html

【編集日記】(10月12日付)

 私たちの足元にある大地はどのようにしてできたのか。古事記は、大地の始まりは水に浮いた脂のようなもので、クラゲが漂っているような状態だったと記す▼その後、イザナキ、イザナミという2柱の神が空に架かった橋の上から矛を下ろし、海を「かき鳴らし」て引き上げたところ、矛先から滴り落ちた海水の塩が重なり積もって島となった▼キリスト教の旧約聖書では神が天と地と生き物たちを6日間かけて創ったとする。ギリシャ神話での天地生成は自然発生的だ。初めに煙霧ようなものが薄暗く立ちこめたようなカオスの世界が広がり、この中から万物が誕生した(「ギリシャ神話」呉茂一・新潮社)▼私たちは今も宇宙の始まりや地球の誕生の解明のために四苦八苦し続けているといっていい。だが、自分たちが踏みしめているのはまぎれもない大地だ。多くの生き物をはぐくむ母とも形容されるが、その土を削り取る必要に迫られている▼東京電力福島第1原発事故が放出した放射性物質は市街地や山林を汚染してしまった。表土を剥いだり、落ち葉を取り除かなければならないが、汚染土壌はとてつもない量になるだろう▼元の豊かな大地に生まれ変わらなければ安全な生活は取り戻せない。だが、行き場のない除染土に住民も自治体も苦しむ。国は解決への努力を惜しんではならない。
 
  福島民友新聞
関連記事
スポンサーサイト
2011.10.12 Wed l メディアリテラシー l top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。