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あぶくま抄(10月12日)  
 真っ黒な海から押し寄せる荒波を描いた絵画を前に、来場者は「3・11」の悲しみをかみしめる。陽光にきらめくフラガールの描写に再生への希望を膨らませる。いわきで被災した芸術家が震災後に創作した作品を集めた企画展が、いわき市立美術館で23日まで開かれている。
 自宅が津波に流された画家もいれば、県外に移住した作家もいる。作品の保管場所が避難区域に指定された事例もあった。立案から開催までわずか3カ月。それでも25人の地元作家が新作を寄せた。絶望、怒り、復興への願い…。被災者の心情を代弁するかのような作品に訪れた市民は息をのむ。
 企画した学芸員たちは避難所で救護活動などに奔走した。震災直後は水や食料の確保に追われ、美術展の開催など考えもしなかったという。混乱の中で芸術の役割や意義が問われていた。重い問い掛けに出した答えの一つが地元作家の今の表現を伝えることだった。 作品を依頼したところ「そんな心境にはなれない」という切実な声も聞いた。一方、出展の目標ができたことで再び創作意欲を奮い立たせた仲間もいた。感謝の言葉が相次いだ。美術館の担う役割の一端が垣間見えた。

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2011.10.12 Wed l メディアリテラシー l top
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