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 ある月刊誌のB級グルメ特集に目が留まった。B級とは?作家や俳優にイメージを問うたアンケートに面白い回答があった。「軽さ。すかすかさ(夢が入る余地がたくさんある)」である
▼「サークルの部室で食べていたハムカツサンド」という答えもあった。いずれも一般的な「うまい、安い」だけではない。「だれと一緒に食べるかなどのシチュエーション(状況)が重要」。添えられた一文にあるように、味と周りの景色がセットとなっている
▼そういえば当方が小学生のころ、元日の昼食に全員でカレーライスを食べる、恒例のいとこ会があった。黄色いカレー粉に小麦粉でとろみを付けただけの一皿だったが、その味は格別で、いまだに忘れられない
▼同じカレーでも、わが家の長男は幼いころから社会人のいまでも、好きではないらしい。共働きの親の帰宅が遅く、独りで食べる夕食のお決まりメニューの一つだったからという。日常の料理であるからこそ、食卓の思い出とともに胸に刻まれる
▼東日本大震災の被災地では、食の風景が変化を余儀なくされている。宮城県では芋煮会が、原発事故の影響を考慮し、屋内に会場変更されたケースもあるという。避難先から帰郷できない被災者の中には、離れ離れで食卓を囲む家族もある。味気ないだろう
▼上京の際に、東北の自治体などが出店するアンテナショップを訪れる機会がある。そのたびに食の豊かさを再認識させられる。一品でも購入することが、被災地の日常を取り戻す支援につながるのであれば、うれしい。
新潟日報2011年10月10日
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2011.10.10 Mon l メディアリテラシー l top
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