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【編集日記】(10月10日付)

 ノーベル物理学賞受賞者の熟考する頭脳と、再生医療実用化に道を開いたシャープな頭脳による対談をまとめた新書本「『大発見』の思考法」(文芸春秋)が面白い▼登場するのは益川敏英京都大名誉教授と山中伸弥京都大教授。益川氏は小林誠高エネルギー加速器研究機構特別栄誉教授らとともに2008年に受賞。現代素粒子論の一翼を担う「小林・益川理論」をいち早く提唱し評価された▼山中氏は世界に先駆け、人の皮膚からさまざまな細胞に成長できる人工多能性幹細胞(iPS細胞)の作製に成功。病気になった臓器などを患者本人の「万能細胞」で治す再生医療の実現に期待を高めた▼宇宙の起源にかかわる重要な理論と医療の革新的な手法に触れる本となると、開くのにためらいが生じるかもしれない。だが「思考法」は学者の素顔をのぞくエピソードに満ちる。例えば2人とも「コロンブスの卵」的な発想が役に立ったという▼益川氏は受賞年を正確に予測していたとも打ち明けている。物理学賞は基本的に時系列的な業績から出される常道を知っていたからだという。山中氏は今年のノーベル医学生理学賞の最有力候補とされたが受賞を逃した▼ノーベル賞は生存者が対象だが、今年の医学生理学賞はその鉄則からはずれた。原則を貫けば山中氏の受賞はいずれ時間の問題だろう。
 
  福島民友新聞
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2011.10.10 Mon l メディアリテラシー l top
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