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http://www.sakigake.jp/p/column/hokuto.jsp?kc=20110922ax

北斗星(9月22日付)
 雨が降ると思い出す光景がある。大雨で冠水した道路を、傘を手に歩いて来る母の姿。幼いころの記憶は大抵ぼんやりしたままなのだが、これはなぜか鮮明に記憶に残っている

▼もう四十数年も前の秋田市でのこと。その日は朝から雨が降り続いていた。幼稚園から帰宅しようとしたら周辺の道路は水浸し。心細さが募る中、ようやく迎えに現れた母の姿を目にして、不安な心が一気にほぐれたことを思い出す

▼おそらく、実際は大した被害が出たわけではないのだろう。だが子どもの目には、とてつもなく大きな出来事として心に深く刻まれた。災害が起きるたびに思うのは、小さいながらも不安と格闘している多くの子どもたちのことだ

▼台風15号が各地に甚大な被害をもたらしている。名古屋では道路が冠水するどころか、あふれた水で市街地がまるで川のようになった。避難勧告や避難指示が相次ぎ、住民は不安な暮らしを余儀なくされた。水の脅威はとどまることを知らない

▼それにしても今年は異常である。東北の太平洋沿岸を中心に未曽有の被害をもたらした震災は忘れようにも忘れられない。その上、紀伊半島などを襲った台風12号に今回の台風15号。相次ぐ自然災害に感覚がまひしそうだ

▼せめて被害がこれ以上拡大しないよう願うばかりだ。県内でも交通機関に乱れが出るなど影響は大きい。出来秋を迎えナシやリンゴなどが大丈夫かも気掛かり。カラッとした秋晴れの日の到来が例年にも増して待ち遠しい。

(2011/09/22 付)
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2011.09.22 Thu l メディアリテラシー l top
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