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【編集日記】(9月21日付)

 気象台にとって9月は、一年の中で忙しい時期でもあろう。過去には台風や秋の長雨が列島を襲い、大きな被害を重ねてきた▼県内における天気予報の変遷の中にも観測への苦労ぶりが浮かぶ。福島地方気象台発行の「福島の気候百年誌」によると、渡利村(現福島市)の農事試験場内に県立福島測候所が設立されたのは1889(明治22)年。県会決議に基づいた▼当初は中央気象台の通知を張り出していたが、9年後に独自の天気予報を発表した。しかし福島市の地形は風向きの予測を困難にさせ、5月と10月は「最も不良」。特に5月の的中はわずかに6回だけだったという▼市民生活の向上とともに新聞紙上やラジオにも天気予報が提供されるようになったが、太平洋戦争直前に市民に予報が公開されなくなった。報道と同じように気象観測も管制の対象となったのである▼時代とともに国内の気象観測態勢は格段に進歩してきたが、東日本大震災のように自然は時として人の力では予測不能な猛威を振るう。今度は強い台風15号が接近しており愛知県などの各地に猛烈な雨を降らせている。東日本でも注意が必要だ▼先の「福島の気候百年誌」では「台風は制御できないが、より早く進路を知ることで警戒を強め被害を最小限に食い止められる」と訴える。100年間の知恵として尊重したい。
 
  福島民友新聞
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2011.09.21 Wed l メディアリテラシー l top
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