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http://www.at-s.com/news/detail/100060569.html

9月13日(火)(9/13 07:46)

 「悩みは多く長い闘いとなるが、前に進むしかない」「われわれの辛さを機に、新しい日本を考えるべき」。東京電力福島第1原発の事故で全村避難を強いられた福島県飯舘村の菅野典雄村長の講演を聞く機会があった。穏やかな語り口に強い決意がにじんでいた

▼「怒りはものすごくあり、憤まんやるかたない」。東電や国に言いたいことは山ほどあるだろう。しかし「愚痴ばかりでは問題は解決しない。30〜40年後に、大震災を乗り越えたからこそ、今の素晴らしい日本があると言われるようにしたい」と未来を見据えていた

▼効率性、速さ、カネ…これまでの価値観を改め、大震災をきっかけに命、心の世界に軸足を移すことも必要ではないか。「安全」を考え、社会の在り方と向き合うことが大事であるとも語っていた。菅野氏は人口約6千人の村のトップである

▼講演は、不適切発言で辞任した鉢呂吉雄経済産業相が福島を視察したのと同じ日だった。「死の町」発言とともに「放射能をうつす」という趣旨の発言を知った後だったら、もっと厳しい口調だったろう。いや、あまりに幼稚でお粗末な発言に、言葉もなかったかもしれない

▼避難生活を余儀なくされつつも、住んでいた町に戻りたいと心から願う人たちがいる。目に見えない放射性物質の恐怖に脅かされながら暮らす人もいる。原発事故の深刻さは半年たってもさほど変わらない。続く政治家の放言・失言に見識を疑う

▼1億人余の国民を背負う野田内閣は、「安全保障に関しては素人」と言った防衛相しかり、「適材適所」に「?」がつく。またしても「仮免許」状態のようだ。「後がない」と言っている割には、お寒いスタートである。



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2011.09.13 Tue l メディアリテラシー l top
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