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http://www.kahoku.co.jp/column/syunju/20110913_01.htm

河北春秋 『海舟座談』で勝海舟がこんなことを言っている。「ナニ、誰を味方にしようなどと言うから間違うのだ。みンな、敵がいい。敵が無いと、事が出来ぬ」▼松下政経塾でたぶん熟読玩味しただろう海舟の言葉を、野田佳彦首相は今、ほろ苦く反芻(はんすう)しているかもしれない。党内融和を最優先して発足した内閣に重責に耐え得ない人材が交じっていたからだ

 ▼出帆した途端の座礁である。「死の町」発言と「放射能をうつす」という趣旨の軽率な行為の責任を取り、鉢呂吉雄経済産業相が辞任した。この人の言動には、何とまあ幼稚な、とあきれるほかはない▼経産相という重要閣僚に任命するほうも問題だが、受けるほうもまた同様だろう。『老子』には「軽諾は必ず信寡(すくな)し」という言葉がある。安請け合いをする人は信用できないという意味だ

 ▼鉢呂さんは議員としてのキャリアは長い。しかし、原子力問題の責任を担う閣僚ポストに見合う力量があるかどうか、まずは自問すべきだった。もっとも他の大臣にも不慣れな危うさは感じるが▼被災地の怒りは怒りとして、この問題で政治が停滞することだけは避けてもらいたい。新しい経産相は枝野幸男さんだ。党内の融和も分裂もいったん脇に置き、原発事故の収束と被災地復興に邁進(まいしん)してくれることを願うのみだ。

2011年09月13日火曜日
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