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http://www.at-s.com/news/detail/100058710.html

9月6日(火)(9/ 6 07:11)

 篠竹を束ねて地上に突き下ろすように激しい勢いで降る雨のことを「篠突く雨」という。大雨の様子は「車軸を流す」という言い方もある。具体的にどの程度の降り方を指すのか分からないが、のろのろ台風12号による豪雨は、こんな雨の降り方だったのだろう。それも長時間にわたってだ

▼静岡県内で忘れられないのは1974年の七夕豪雨。まさに「バケツをひっくり返したような雨」が続き、家族で深夜、避難の準備をした。近くを流れる川が氾濫し、下流では濁流に流された住宅が田んぼに無残な姿をさらしていたのを覚えている。高校時代の夏。目にした豪雨被害に、自然災害の恐ろしさを心に刻んだ

▼台風12号は記録的な大雨で甚大な被害をもたらした。紀伊半島を中心に多くの人命が奪われ、行方不明者の捜索がなお続く。最近では2004年の台風23号以来、悲惨な事態となった。テレビで濁流の映像を見て、半年前のあの大津波を何となく思い浮かべた方もいるだろう

▼豪雨災害に見舞われた自治体で、避難指示が発令されていなかったケースがあったと聞く。「防災意識が強い地区で、住民の自主避難に頼ってしまった部分がある」と関係者の1人は話す

▼「こんなに被害が出るとは想定外」とも語っていた。避難指示は市町村が定めた地域防災計画にのっとった形での発令が定められている。避難の途中で被害にあっては元も子もない。指示や勧告は出すタイミングを含めて非常に難しい

▼また「想定外」かと思いつつ、想定外に備えるのが対策であり、訓練とあらためて考えた。東日本大震災を契機に、防災意識は高まっているという。認識と現実のずれを埋める努力を怠ってはならない。



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2011.09.06 Tue l メディアリテラシー l top
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