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http://www.at-s.com/news/detail/100057183.html

8月31日(水)(8/31 07:06)

 東日本大震災の4カ月ほど前から、宮城県石巻市の11歳の少女に夢遊病のような症状が出始めた。2月末には何かの拍子に「どうせ私は一人で死ぬからいいんだ」と言い出して母を驚かせた。少女は大津波にのまれた

▼ともに逝った12歳の少女は幼いころから吐くほど怖い夢を頻繁に見た。夢の内容も泣き叫んだことも目覚めた後は覚えていない。津波の夢だったのかと思い返すたびに、母は悲しみで押し潰されそうになる

▼中央公論9月号の追悼企画に、失った親族の思い出と拭いきれない悲しみが手紙などの遺品を軸に紹介されている。同窓の12歳の少女は卒業前の参観日に「生まれてから、いっぱいお世話になりました」と、まるで遺書のような手紙をくれたと母が振り返る

▼不思議なことばかりだが、構成した作家の長薗安浩さんは、どうしようもない悲しみを抑えようと「必死に編みだした救いの物語なのだ」とみる。心の深い傷が病に変わらないようなケアが必要な被災者は多い

▼ホリスティック医学という新たな医療の潮流がある。ホリスティックとはギリシャ語のHOLOS(全体)が語源という。人を体・心・気・霊性からなる存在ととらえて社会や自然などと調和する健康観に立ち、西洋医学だけでなく各国の伝統医学や各種代替療法も生かして人間まるごとの治療に臨む

▼この世の矛盾が噴き出したような被災地を健全に復興させるために、資金や物資や施設などの物的支援が必需であるのは言うまでもない。しかし、気を養い心をケアし病を防ぐ対策も強く求められている。縦割りの官僚機構や細切れの政権は弊害ばかりが目立つ。ホリスティックな政治を、ぜひ新政権に望みたい。

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2011.08.31 Wed l メディアリテラシー l top
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