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8月29日(月)(8/29 07:33)

 「細部まで自分で制御しなければ気が済まない」「注文が多い完璧主義者」。同僚や部下からこう評されたリーダーが表舞台を去った。米電子機器大手アップルの最高経営責任者(CEO)を辞任したスティーブ・ジョブズ氏のことだ

▼世界で初めてパソコンを事業化。携帯プレーヤーと配信サービスで音楽産業の地図を塗り替え、多機能携帯電話や多機能端末を商品化してパソコンの次の時代の幕を開けた。だが、妥協を許さぬ冷酷な性格が災いし、1度は自分が創業した会社を追放されている

▼それでも世界最大のIT企業のカリスマ経営者となった。卓越した先見性と同時に部下の能力を最大限引き出す統率力を備えていたからだ。かつての仲間は「スティーブは士気をあおる名人」と話している(林信行著「スティーブ・ジョブズ―偉大なるクリエイティブ・ディレクターの軌跡」)

▼この国の新しいリーダーがきょう決まる。菅直人首相の政策や政治手法にはさまざまな評価があろうが、統率力の欠如を否定する人はいないだろう。足を引っ張る勢力があったのも事実だが、思いつきのように政策をぶち上げた首相にも責任がなかったとは言えない

▼政権交代から2年足らず。短命政権をあれだけ批判していた民主党が、早くも3人目の首相を選ぶ。問われているのはリーダーの統率力だけではない。自らの結束力でもあることを民主党の国会議員は自覚すべきだ

▼自分を追放した古巣に復帰した時、ジョブズ氏は語った。「昨日のことでクヨクヨするのではなく、一緒に明日をつくっていこう」(前掲書)と。明日を開く言葉を語るのが政治の役目だ。新しいリーダーは被災地に希望を語ってほしい。

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