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http://www.kobe-np.co.jp/seihei/0004416579.shtml

正平調
2011/08/29
英エコノミスト誌が毎年、世界のマクドナルドのハンバーガーの価格を調査し比較している。為替レートを示す「ビッグマック指数」である◆調査が始まったのは25年前だ。当時、日本のビッグマックは1個370円、米国は1・6ドルで、指数は1ドル=231円だった。ことしは、1個320円に値下がりし、米国は4・07ドルに上がった。指数は1ドル=78円余りと、大幅な上昇ぶりだ◆このところの「超円高」は行き過ぎとの見方が強いが、この指数に近い。その意味では、現実的なレートかもしれない。円高はマイナスばかりではない。通貨が強くなり、より多くのモノやサービスが買える。この夏、海外旅行に出掛け、実感した人も多いのではないか◆とはいえ、国際競争が激しい産業界にはダメージが大きい。海外進出が加速し、国内の雇用不安がさらに広がりかねない。東日本大震災からの復旧・復興の足かせにもなる。やはり「超円高」は避けたいところだ◆震災以来、日本企業は「6重苦」を背負ったとされる。円高、電力不足、法人税…。それでも、壊滅的だったサプライチェーン(部品の調達・供給網)の回復も予想以上のスピードで進む。現場力の強靱(きょうじん)さをあらためて見せつけた◆それに比べ、政策のスピード感のなさ、緊張感の乏しさは危機的だ。円の最高値更新の契機は政策責任者の不用意な発言だった。民間の足を引っ張るのだけはやめてほしい。

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