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 気が付けば、スーパーの果物コーナーの主役がモモからナシに入れ替わっている。早晩、クリも登場だ。枝豆とビールざんまいの夏を過ごし、おなか回りを気にしている向きには、「食欲の秋」が恨めしいかもしれない
▼体重が頭にあったせいか、先日の本紙夕刊で、「より軽く」の見出しが目に留まった。マリナーズのイチローが履いているスパイクが、これまでの250グラムから240グラムへ10グラム減量されたというのだ
▼8本の歯を6本にするなど、ぎりぎりまで「ぜい肉」をそぎ落とした。他の選手が使っているものより80グラムも軽い。速く走れるうえ、脚への負担も少ない。37歳のイチローにとっては何よりの味方だろう
▼しかし、世の中、何でも軽ければいいものではない。ここ数カ月を振り返ってみても、政治にまつわる言葉の軽さにずいぶんと振り回された。菅直人首相の退陣をめぐる言い回しを筆頭に、前復興担当大臣の就任直後の配慮に欠けた弁舌。民主党のマニフェストも簡単にひっくり返った。高速道路の料金制度は頻繁に変わりすぎて、ついていけない
▼間もなく次の首相が誕生するが、いつまで命脈を保てるのか。国民の多くは疑心暗鬼である。「1年でバトンタッチ」が5人も続いたのだから無理もない。その座の何と軽いことか
▼イチローの軽量スパイクは2試合ごとに交換するそうだ。軽い分だけ耐久性に難がある。一国のリーダーをスパイクになぞらえるのは失礼だとは思うが、連想してしまう。国政というフィールドには「重厚で長持ち」型が望ましい。
新潟日報2011年8月28日
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2011.08.28 Sun l メディアリテラシー l top
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