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http://www.kahoku.co.jp/column/syunju/20110827_01.htm

河北春秋 仙台湾沖で大津波が発生する懸念がある。東北大の情報誌「まなびの杜」に理学研究科の箕浦幸治教授がそんなリポートを寄せたのは、10年前のことだ▼貞観地震の津波を数値的に復元し、仙台平野の海岸に9メートルの津波が7~8分間隔で繰り返し襲来した、と推定できたという。津波堆積物の調査では過去3千年に3度、大津波が押し寄せたことも判明した

 ▼貞観地震から既に1千年が経過し「津波災害への憂いを常に自覚しなくてはなりません」と箕浦さんは書いていた。今になってみれば、専門家は的確に巨大津波の危険性を警告していた▼こうした情報に接して、一般の人が敏感に反応するのは難しいが、危機管理や防災に携わる専門家は別ではないか。学会誌の論文を入手し時を移さず対策を立てるのものと思っていた。が、買いかぶりだったらしい

 ▼東京電力が福島第1原発に10メートル超の津波が来る可能性を試算していたことが分かった。3年前のことだ。試算は放置され、対策は取られなかったという。国も「東電から報告はなかった」と言い訳をしている▼震災から半年近く、都合の悪い情報がようやく明らかになってきた。洗いざらい情報を開示し、危険に対する嗅覚を磨く反省とするべきだ。次の巨大津波は当分来ないだろうと楽観に浸るのではなく。

2011年08月27日土曜
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2011.08.27 Sat l メディアリテラシー l top
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