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 フライブルクはドイツ南西部の古都である。サッカーJ1アルビレックス新潟で活躍した元日本代表・矢野貴章選手がプレーする地として、知る人も多いだろう
▼人口約20万のこの街は、第2次世界大戦の爆撃で破壊された古い街並みを復活させ、中心部からマイカーを締め出した。ごみの減量にも取り組む。環境重視の政策から、「環境首都」とも呼ばれる。日本からの視察も多い
▼当方も以前、訪れた。中世さながらの石畳の道には小川が流れ、広場の屋台で売られていた野菜の鮮やかな緑や赤が今も目に焼き付いている。にぎわいがある一方で、車の騒音が少なく、心地よい
▼新潟市では、新潟駅と市役所を結ぶ新交通システムが検討されている。古町では「歩いて楽しい街」を目指して道路改修も進む。9月末には完了の予定だ。ただ、いくら公共交通網が整い、ベンチや花壇ができても、シャッターや「空き店鋪」の字を見ながら歩くようでは楽しくない
▼量販店とはひと味違う個性的な店もある。足を延ばせば本町市場、やすらぎ堤、懐かしさを漂わせる下町(しもまち)の風景など、魅力には事欠かない。1プラス1を3にも4にもして、発信したいものだ
▼フライブルク市の担当者の話を思いだす。「景観を守り、道路を人間に返すことに力を注いだ。人出を途絶えさせないためには、店主にそこに住んでもらうことも大切です」。土地の事情が異なるから引き写しにはできないが、参考にはなる。秋の涼風が吹き始めたら、わが街を歩いてみよう。きっと意外な発見があるはずだ。
新潟日報2011年8月26日
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