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http://www.kahoku.co.jp/column/syunju/20110826_01.htm

河北春秋 関係法律のさまざまな規制と闘いながら物流業界の大手になったヤマト運輸には社訓が三つある。「ヤマトは我なり」の次に掲げられているのが「運送行為は委託者の意思の延長と知るべし」▼トラックを走らせ、路地を駆ける運転手。1976年に始まった宅配便サービスは「ドアからドアへ」「より早く」といった客の願いをかなえたからこそ広がった

 ▼震災の復旧、復興支援のために実施されている高速道路の無料化に、被災地への輸送とは無関係な中型車が便乗している。例えば無料対象の南限、水戸インターチェンジ(IC)や白河ICは首都圏から「ただ乗り」しようと乗り降りする車が絶えない▼「制度の悪用はやめてほしい」。大畠章宏国土交通相は適正利用を呼び掛けたが、損得勘定で動く輩(やから)は引きも切らず。とうとう、今月末で打ち切られることになった

 ▼ただ別の見方をすれば、この問題では低賃金にあえぐトラック運転手の実態も浮かぶ。高速料金を浮かして実入りを良くしようという悲哀が伝わる。国のひずみが一気に噴出した形で、制度設計のまずさが極まる▼物流は国の営みを支える。思いつきや人気取りの政策は必ずほころび、復興を後押ししない。最後にヤマト運輸のもう一つの社訓を紹介する。「思想を堅実に礼節を重んずべし」

2011年08月26日金曜日
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