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【編集日記】(8月26日付)

 道の両脇に迫った山肌が大きくえぐられ、根を露わにした大木が逆さまになって谷底に落ち込んでいる。峠道をたどると荒々しい光景が次々と飛び込んできた▼巨大な岩と大量の土砂が急斜面の沢を一気に流れ下ったのだろう。道路が寸断された跡も生々しい。先月末に記録的な豪雨災害に見舞われた会津地方の山間部を訪ねて、被害の大きさをあらためて思い知らされた▼東日本大震災に加え、原発事故に苦しむ本県なのに追い打ちを掛けるように自然の猛威が襲った。山深くまで開発が進み、人々が暮らしているわが国では、土石流もしばしば起きて大きな災害を引き起こしている▼土石流は鉄砲水とか、山津波とも呼ばれることもある。危険性については分かっていても、数十年、数百年という記録的な豪雨の際に比較的小さな谷に発生するため予測も極めて難しい(「気象の辞典」平凡社)▼太平洋沿岸を襲い、甚大な被害を引き起こした巨大な津波は、過去にも千年に一度起きていたらしいことが地質の研究から読み取れるという。災害は繰り返すといわれるが、山津波にしても地震と同じといえよう▼なぜ、これほど苦しまなければならないのかとやり場のない怒りも込み上げてくるが、繰り返されるなら防ぐ手だてもあるはず。問題点を洗い出し「減災」へと対策を講じていくことだろう。
 
  福島民友新聞
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2011.08.26 Fri l メディアリテラシー l top
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