上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- -- l スポンサー広告 l top
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4127&mode=0&classId=2&blockId=9881990&newsMode=article

あぶくま抄(8月26日) 
 記憶は、あまり頼りにならない。時間がたてば風化もする。年齢のせいだとしても、あいまいになるときがある。自身や周囲が混乱しているときは、なおさらだ。

 「自分ではよく覚えていない」「早く国の責任で…。詰め寄った国会議員の顔を思い出せない」。飯舘村の菅野典雄村長が打ち明ける。原発事故による放射能の影響で全村避難となった。次々と問題が起こり、対応に夢中だった。出来事があふれ、こぼれ落ちたり、見失ったりしたのだろう。大惨事の記録を残さなければ-と記憶を掘り起こしながらインタビューに答えた。今月、本にして発刊した。

 文芸春秋8月臨時増刊号「つなみ 被災地のこども80人の作文集」が話題を集める。宮城、岩手両県の避難所で過ごす子どもたちが書いた。津波の色や音、匂い、恐怖が伝わる。親や友達に、ようやく会えたときの喜びなどもつづる。見たまま、飾らない言葉は当時を鮮やかに描く。

 県民の「証言」も本紙に数多く掲載されたが、人それぞれに震災体験があるはずだ。大人も子どもも、あらためて記憶を点検し、書きとどめておこう。今、ふくしまを生きる日常の様子や思いを。記録こそが後世に役立つ。

関連記事
スポンサーサイト
2011.08.26 Fri l メディアリテラシー l top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。