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▼▽勝ちに不思議の勝ちあり負けに不思議の負けなし-は剣術の達人、松浦静山(まつらせいざん)(江戸中期、肥前国平戸藩主)の言葉だ。勝負の綾を繙(ひもと)くと、負けには必ず負ける原因があり、一方で勝ちは時に運が働くことを教えている。

▼▽「夏の甲子園は藪(やぶ)入りだ」と言ったのは作詞家の故阿久悠さんだった。故郷の高校が勝ち進んでいる間は「盆休み」の続きらしい。その高校野球はきょう準決勝。被災した東北の砦(とりで)として青森・光星学院が見事に勝ち残っている。わが故郷の代表と同じ気持ちで応援したい。

▼▽それにしても「1点の重み」がこれほどかという試合が続いている。光星学院の準々決勝、東洋大姫路戦を省みればなおさらだ。タイムリーなし、内野ゴロ2本で2点を挙げた光星学院。安打数で上回り、しかもノーエラーだった東洋大が1点止まり。勝負は非情でもある。

▼▽「勝ちに不思議の…」は楽天元監督の野村克也さんがよく使った。印象深いのは「勝ったときでも負けに繋(つな)がることを犯していたかもしれない」と得意のぼやきで選手たちを喝破した。たとえ勝ってもその過ちを看過してはならない。野球も人生も、つくづく同じだと思う。

(2011/08/19付)
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2011.08.19 Fri l メディアリテラシー l top
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