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 歴史は繰り返すといわれる。新潟地震が起きた1964年の新聞を読み返すと、最近の紙面を読んでいるような錯覚にとらわれる
▼47年前の7月7日、中越地方を中心に豪雨が襲った。地震から3週間ほどのことである。長岡市内や旧中之島村などで堤防が決壊、各地で土砂崩れが発生した。8日の朝刊は1面トップで「100ミリを越す大雨」「死傷九、浸水五千戸」と大きな被害を伝えた
▼同じころ、東京では自民党の総裁選が大詰めを迎えていた。3選を狙う首相池田勇人陣営と、「人心一新」「党近代化」を掲げる佐藤栄作、藤山愛一郎の両陣営が「反池田連合」を模索。各派入り乱れての激しい多数派工作が展開された。裏金も動いたと伝えられる
▼災害に苦しむ地方と、権力闘争に血道をあげる永田町。腹に据えかねて、ばっさりと切ったのが漫才コンビ「コロムビア・トップ・ライト」のトップさんである。「新潟ではまた水でやられているのに、政治家どもは総裁公選で金使って。ばかたれ」とテレビ番組でやった
▼このエピソードは、ジャーナリストの原寿雄さんが共同通信社のデスク時代に「小和田次郎」のペンネームで書いていた「デスク日記」に登場する。大先輩の緻密な仕事ぶりが伝わる記録である
▼民主党の代表選が近づいてきた。安定した政治を進めるには必要なステップだろう。今回は、被災地そっちのけの泥仕合にならないように願うのみだ。津波被害や放射能汚染、水害の後始末に日々奮闘する人々が、前向きになれる論戦と新体制の誕生を期待する。
新潟日報2011年8月17日
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2011.08.17 Wed l メディアリテラシー l top
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