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http://www.iwate-np.co.jp/fudokei/2011fudokei/m08/fudo110816.htm

風 土 計

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2011.8.16

 大震災から5カ月を過ぎても肉親を失った被災者の悲しみは癒えない。きょうは送り盆。被災地でたかれる送り火に家族は鎮魂の祈りを込める

▼震災後、初めて古里に戻り、変わり果てた光景を目にした人も多かったろう。県警などが懸命に捜索活動に当たったが、県内ではいまだ2千人余の行方が分かっていない。肉親の霊を弔うことができない家族の心情を思うと、何とも切ない

▼「心の傷を少しでも癒やしてあげたい」と、今夕行われる送り盆の伝統行事「盛岡舟っこ流し」では、震災で亡くなった人たちの戒名を無料で受け付け、飾り付けた舟に乗せ、北上川に流すという

▼平泉町の束稲山ふもとの駒形峰で今夜たかれる「平泉大文字送り火」も、大震災で被災した家屋の柱などを三陸地域から運び上げ、64基の火床に使っている。中学生も加わり、地域ぐるみで火床を組み立てたといい、送り火に復興への願いを託す

▼「大」の字は奥州藤原氏初代清衡が中尊寺落慶供養に奉納した国宝「紺紙金銀字一切経」の中から採っている。今年はユネスコの世界遺産に登録された記念すべき年。夜空を焦がす炎に平和な国づくりを願った清衡の精神が重なる

▼被災者は支え合い、助け合いながら、苦難を乗り越えてきた。心一つに復興に向かうことが亡くなった人への何よりの供養となる。

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