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【編集日記】(8月11日付)

 今月はまだまだ猛暑が続くだろうが、気温とは裏腹にふと秋の気配を感じさせるようにもなる。立秋は既に過ぎており当たり前なのかもしれない▼8月の異称は「葉月」。語源は諸説あるが「稲の穂がぴったり張って豊年を予祝する、稲穂の張る月の『張月(はりつき)』から『り』を取ったとする説が理解しやすい」などと「歌ことばの辞典」(新潮選書)には記されている▼3月の異称は「弥生」。草や木がどんどん成長することを「いやおい」といい、これが語源となったとみられる。日ごとに伸びる植物が、こうべを垂れる稲のように豊かに実るまでには五つの月を要するということか▼本県の原子力発電所に異常をもたらし、あろうことか原子炉建屋の水素爆発を引き起こした大震災から5カ月となった。きょうまでがあっという間だったか、長かったと感じるかは、立場により人さまざまだろう▼問題を抱えながらも事故収束に向けた懸命な作業が進められているが、県外への避難、転居はいまだに続く。局地的に放射線量の高い所が相次いで判明し、コメをはじめ収穫期を迎える農作物への心配も消えない▼弥生と葉月の間には、卯月(うづき)、五月、水無月(みなづき)、文月があった。いずれも時々の季節のありようを象徴する名で、余韻に風情も漂う。汚された自然はほとんど手つかずのままなことが、胸に重くのしかかる。
 
  福島民友新聞
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2011.08.11 Thu l メディアリテラシー l top
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