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あぶくま抄(8月10日) 
 夏休みで子どものいない園庭に重機のごう音が響き渡る。いわき市平のある私立幼稚園で、放射線量を下げるため土の入れ替え作業が始まった。小山を撤去し、周囲の木も伐採した。東日本大震災前には園児が群がるように遊んでいた。
 震災や原発事故の影響で県内の私立幼稚園を休園・退園した園児は5月末現在で約1500人。いわき地区の施設で3分の1を占める。この幼稚園でも2割ほど少なくなり、収入減と震災対策での支出増という二重苦にあえぐ。
 経済的な損失ばかりではない。園長は、できたばかりの友達が「さよなら」も言えぬまま離れ離れになる現状が悔しくてならない。いわきは空間放射線量が比較的低く、戻ってくる園児もいる。それでも保護者へのアンケートでは、いわきで暮らすことについて80人中50人が「今の状態では不安」と回答した。
 夏休みでも先生たちは休めない。9月から来年度の新入園児を募集する広告が解禁になる。どのような安全策を講じているか、保護者にアピールする園独自の取り組みを練るのに懸命だ。秋の運動会も屋内開催を検討しなければならない。園庭に子どもの歓声が戻るのはいつの日だろうか。

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2011.08.10 Wed l メディアリテラシー l top
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