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http://www.sakigake.jp/p/column/hokuto.jsp?kc=20110810ax

北斗星(8月10日付)
 明けない夜はない。とはいえ、これほど待ち焦がれた「夜明け」もあるまい。ナインにとっても、県民にとってもである

▼能代商が3度目の出場にして待望の甲子園初勝利を挙げた。同時に、県勢にとっても14年ぶりの白星となった。昨年まで13年連続で初戦敗退。もし今年も初戦の壁を突破できなければ、青森や山形と並ぶワースト記録を更新していた

▼ナインが担いでいた肩の荷の重さを、あらためて思う。四半世紀ぶりに臨んだ昨夏の甲子園では何もさせてもらえないまま鹿児島実に大敗した。0−15。その屈辱的なスコアを部室に掲げ、厳しい練習に挑む動機にしてきた。臥薪嘗胆(がしんしょうたん)の1年だった

▼そして今夏。野球の神様が、そんなナインに贈ってくれたのは、同じ鹿児島勢との初戦対決だった。昨夏の悪夢のような一コマを振り払いたい選手たちには願ってもない相手である。同時にそれは気負いを招いたり、弱気の虫を呼び覚ましたりする重圧の種でもある

▼だがナインはそれを見事に乗り越えた。総合力が上とみられた神村学園を相手に逆転勝ち。チームの力を結集してもぎ取った勝利だ。「最高の気分です」。大きな荷を下ろした安堵(あんど)感が、インタビューに答える監督の弾む声から伝わってきた

▼県勢として、21世紀最初の白星をつかんだ能代商ナインにあらためて「おめでとう」の言葉を贈りたい。もはや肩にのしかかる重しは何もない。次戦は誰のためでもなく、自分たちのためだけに勝利を目指してほしい。

(2011/08/10 09:37 更新)
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2011.08.10 Wed l メディアリテラシー l top
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