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 土地の魅力を旅人に知ってもらうのは難しい。作家の村松友視さんが二十数年前の冬、新潟市を訪れた時のことを書いた一文を読んで、腕組みをしてしまった
▼市場で朝ご飯を食べるために来たのだという。全国取材の一環である。新潟の市場にふさわしい店を探すが見つからない。あちこちで期待を裏切られ、結局ラーメンで腹を満たす
▼旅の成果は「市場の朝ごはん」(小学館文庫)にまとめられた。村松さんが小樽や金沢などを歩いて語る「満足感」に比べると分が悪い。悪気はないのだろうが、「新潟は寒かった」と結ばれた。熱々のあら汁でも味わっていればまた印象は違っていたのにと悔やまれる
▼長年、自他ともにPR下手と認めてきた本県であるが、最近は風向きが変わった。インターネットなどメディアを駆使した発信力は他県に引けを取らない。しかし、よそも同様に奮闘しているわけだから、気は抜けない
▼大震災から5カ月。いつになく東北の夏祭りが気になり、秋田市に電話した。竿灯まつりの最終日6日の人出は39万人。昨年より1万5千人多く、平成に入って5番目のにぎわいだったという。地元にも意地があったのだろう。「復興への熱気が会場を包み、近年にない盛り上がりでした」と弾んだ声が聞こえてきた
▼本県は7月の豪雨で大きな被害を受けた。しかし、無事だった農作物も多い。「論より証拠」と東京の知人に枝豆を送った。「おいしい」との返事をもらった。次は足を運んでもらう段取りを考えている。「東北に負けるな」である。
新潟日報2011年8月9日
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2011.08.09 Tue l メディアリテラシー l top
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