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http://www.kahoku.co.jp/column/syunju/20110808_01.htm

河北春秋 「町内の班会やります」という案内が先月、自宅に回覧されてきた。震災の当日、普段付き合いが少なく近所の安否すら確かめ合えなかった反省から、同じ班の20世帯の顔と名前ぐらいは知っておこうと、班長さんが提案してくれた▼分譲から40年。古い団地のご多分に漏れず高齢化、少子化が進む。第1世代と新住民の交流の場だった学区民運動会も数年前になくなり、つながりが薄れている

 ▼1999年、パリのど真ん中のアパートで、80代女性が孤独死しているのが見つかった。1カ月も放置されていた彼女の姿に心を痛めた男性が始めたのが、地域住民による「隣人祭り」だ▼持ち寄りで開くささやかなパーティーで語り合い、打ち解け、つながっていく。祭りはヨーロッパ、日本へと広がった。ことし5月には被災地・仙台でも開かれている

 ▼政府の復興構想会議がまとめた提言にも、共助やコミュニティーの重要性がうたわれていた。盆踊りが近い。地域の人々と触れ合ういい機会だ。輪に加わって「隣人祭り」の精神を確かめてみてはどうだろう▼班会からしばらくして「旦那さん、倒れたんだって?」と家人が言われたそうだ。同じ姓の方と勘違いされたらしい。うわさを打ち消すように近所を歩きながら、班会に自分が顔を出さなかったことを悔いた。

2011年08月08日月曜日
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