上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- -- l スポンサー広告 l top
http://www.at-s.com/news/detail/100050566.html

8月5日(金)(8/ 5 07:27)

 大震災から間もなく5カ月になる。被災地では最終処分の受け入れ先が決まらないため膨大な量のがれきがあちこちに山積みされている。津波が押し寄せた住宅地や商店街には遮るものもなく、真っ平らな所もあるだろう

▼あの町、あの路地、あの公園、被災した人々はほんの少し前のにぎわいを思い出すことさえ、苦しいのではないか。大震災は日本人の心の在りようまで、あらためて考えさせることになった。そういう意味では終戦の焼け野原と重ねる人もいるだろう。今年もまた、その暑い“夏”がめぐってくる

▼そういえば先日、東日本大震災復興構想会議の五百旗頭真議長も講演で、全土が悲惨だった、あの戦後からよみがえった日本に触れ、もう一度復興バネを利かそうと語っていた。当時GHQ(連合国軍総司令部)の通訳をし、後年ハワイ州知事になった日系の長老政治家から聞いたという体験談が印象に残る。概略紹介する

▼見渡す限りの焼け野原に、時折ポツンとビルが建っている。そんな戦後、通訳氏は靴磨きの坊やが目にとまった。いつも丁寧に靴を磨いてくれるので、今度は何かあげようと考え、ジャムをたっぷり塗ったパンをプレゼントすることにした

▼なかなか受け取ろうとしない坊やを説得し、パンを渡したが、腹ぺこのはずが食べようとしない。通訳氏が聞いたところ、坊やは7歳で、家で待っている3歳の妹に食べさせるのだという

▼通訳氏は、ナイフを忍ばせるような米国の靴磨きと比べ「信じられない」と言い、坊やをきちんと育てた親のことを考えた。そして「日本人の心は失われていない」と。被災者を国民一人一人が支える。分かち合いの心は今も変わらない。

関連記事
スポンサーサイト
2011.08.05 Fri l メディアリテラシー l top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。